グーグーだって猫である (3)


【評価】 平均評価: 4.5/ 総数: 9件
[5点] タマはたいした猫である
こちらのレビューを読んでから、第3巻を手にとりました。「えっ、大島さんどうかしちゃったの?!」と、ドキドキしながら。
でも読み終わって、素直にただただ感動しています。(まだ過去形になっていません)
ほかの方も書いていらっしゃるように、確かに大島さんの猫に対する愛情と献身は普通ではありません。
だって、私はまねできないもの。
我が家には生後30日の赤ちゃん猫がいます。保健所に連れて行かれる寸前に引き取りました。
生まれて10日ちょっとで育て始めて、「可愛いけど本当に世話が大変!!」というのが実感です。
だから、抱っこすらできない皮膚病持ちのタマを譲り受け、愛情をこめて必死に世話をする大島さんを、本当に尊敬します。
あんなことできる人、めったにいないですよね。
大島さんの愛と献身が素晴らしい!!と感じられるのは、タマの成長がしっかりと描かれているからです。
大島さんに愛されグーグーに受容されて、目が不自由ながらものびのびとたくましく育っていく様子に安心したし、
5匹の仔猫に接するタマの姿は愛情深く献身的で、まるで「猫の姿をした大島さん」のようでもあります。
そしてラスト、ほとんど目の見えないタマが大島さんと一緒に町を歩き公園で遊ぶ様子は、現実なのに現実を超越しているようで、
つらく厳しい人生にもいつか想像を超える「素晴らしいこと」が起こるのかもしれないと、
かつて大島さんのストーリーまんがを読んだ時のような、なんともいえない感情が湧いてきて、
その思いは読み終えた後も、まだずっと消えないのです。
ただ、気になることが一つだけ。
大島さん、仕事場は売却したけど住居だった部屋は売っていませんよね。あの部屋、最初の遺言のようにNさんがもらったのかな?
(2008-05-10)
[5点] 愛のはなし
グーグーシリーズ、トータルで50回以上読んでいるかもしれません。
でもそのたびに、気づかなかった発見や深い意味を見つけてしまったりして、
これからもずっと読み続けていくことと思います。
 
なんでこんなに好きなのか、って
多分作品じゃなくて(それももちろんありますが)、大島さん「自身」の優しさや愛に
触れてしまうから、自分も同じ感情を思い出すからなのかも、と思います。
いつも泣いてしまいます。
例えば、さらっと書いてありますが
拾ったこねこを里親に渡した時、
さみしいのをぐっとこらえて
「元気で長生きして
うんと愛されてそして
うんと愛するんだよ」
といいうところなど、とても深いな〜と今日はまた泣いてしまいました。


あと、個人的にはグーグーのつり目が甘えん坊っぽくて好きです。
一生手元に置いておきたいマンガです。 (2008-02-24)
[5点] 猫をだっこしたみたいな、あたたかさ
書店で表紙を見て、なんとなく手にとって読んでみた。
買ってました。
グーグーだって猫である。

猫好きにはたまらない、、、
大島さんが、猫の気持ちを思って描くエピーソードは、、
笑ってしまったり、ほんわかしたり、ジーンとしたりします。
猫を変に可愛くしないで、そのままの感じの描写も
猫らしい仕草や、表情なんかがより、リアルに感じられて好きです。 (2007-08-06)
[5点] グーグーだって、タマだってみんな猫!
1巻では「有名猫」サバとの別れとグーグーとの出会い、そして癒しが
2巻では、図らずもご本人の大病という出来事が

おきてきたわけですが

これまでのサバシリーズでも、ご本人のことは適度にさらりと描かれていたわけですが、グーグー2巻でご自身のことを深く取り上げざるを得なく?なり、筆致も変わってきました。
どこか客観視のあったこれまでの作者は、サバが子供と思っているのでは?ということで「エプロン姿の少女」として描かれていましたが、すっかり、ナスビ顔で爆発ヘアー、危険なほどに捨て猫に感情移入してしまうエッジ感も漂う中年女性として、見た目の快適さは無視しての描写になっています。

普通なら誰でも引くような、皮膚病もち・目も不自由なタマを引き取り病院通いを続ける本作ですが、元飼い主のホームレス氏だって、きっとタマを可愛がっていたはず。。と、自分だけではない、他すべての人間との「猫を通じての」つながりに気づくという描写は、私は好きですね〜

作者個性をぐっとだしながらも、やはり物語としての展開を計算されているところ、さすがです。

さて大島家新築ネコハウスはなんと9匹なっているとか。しかも映画化(キョンキョン主演)されるとか。
これはまだまだ。。。グーグー、出番イッパイですよ! (2007-06-30)
[5点] 猫にはまりすぎ、ですが
著者は次第に猫(全般)にはまっていき、猫大所帯になったため、とうとう一戸建てに引っ越します。
猫がたくさんなので、グーグーやビーの細かい描写はあまり出てこなくなったのが残念ですが、猫はたっぷり出てきて面白いので星5つです。
この巻では、タマが活躍します。 (2007-06-13)
【関連商品も見たい!】
 ・ グーグーだって猫である(4)
 ・ グーグーだって猫である〈2〉
 ・ グーグーだって猫である
 ・ サバの夏が来た (白泉社文庫)
 ・ サバの秋の夜長 (白泉社文庫)

Tag : 大島弓子